トッシー先生のユルツェン『ルル』鑑賞ツアー同行記 (その3)
今日は聖マリア教会での演奏会。この日のために今年
の夏休みに八ヶ岳麓で合宿も行われた。あまりの厳しい練習のためNo more Kuhlau!というシュプレヒコールが飛んだということだ。詳細はユルツェン・ツアー事前練習強化合宿報告(8月22日〜24日)に出ているよ。 |
オペラ『ルル』鑑賞の旅(2014年11月7日~11月14日)
教会コンサート編
その3 教会コンサート(聖マリア教会 / ユルツェン)
10:30〜マリア教会 ミサ開始 Musik (Japanese 4 Seasons of Famous Composers---Autumn / Vivaldi)秋:ヴィヴァルディ
Aus Psalm 63 (im Wechsel) EG 729・・・賛美歌 9. November - Gedanken・・・11月9日に思うこと Gebet・・・祈祷 Liedvers: Gib Frieden, Herr, gib Frieden EG 430・・・歌の歌詞 Evangelium: Lukas 17.20-24・・・ルカ伝 Lied: Wir warten dein Eg 152・・・歌 Predigt・・・祈祷 Musik (Japanese 4 Seasons of Famous Composers---Spring / Mozart)春:モーツァルト Glaubensbekenntnis - Seoul 1990 信仰告白(宣言) Kollektenansage 1 献金告知 Lied: Gott gab uns Atem EG 432 - Kollekte 歌 --- 献金 Ansagen 2 Kasualien 2つの祭事の報告 Fürbitten und Vater unser 祈祷 --- 我らが父 Ansagen 3 Aus der Gemeinde 教区の3つの報告 Lied: Verleih uns Frieden gnädiglich, EG 421・・・歌 Segen 十字を切って祈祷 Musik (Japanese 4 Seasons of Famous Composers---Summer / J. Strauss)夏:ヨハン・シュトラウス ミサが終わり、短い休憩があり引き続き以下の曲が演奏された。 |
当日のプログラム
聖マリア教会は町の中心にあり、その歴史は古い。ユルツェンは1270年リューネブルク地方の重要な町として生まれ700年以上の歴史を持つ。町の成立と同時にこの教会が建てられた。ルターの宗教改革後プロテスタントの教会として今日に至る。第二次世界大戦終結直前の1945年4月16日に教会の尖塔が爆撃を受け焼失した。
聖マリア教会はクーラウが1786年9月11日に生まれ、3日後洗礼を受けた教会だ。以前から生誕日の証拠を確かめたいというのはこのサイトの管理人の希望だったらしい。なぜかというと昔、管理人がブラウンシュヴァイクのクーラウが通ったラテン語学校をたずねたときに閲覧した学生簿には「1785年9月11日生まれ」と書かれていたからだ。 しかし、トラーネの伝記(1875年出版)には1786年9月11日に生まれとなっている。彼はユルツェンに行き調査をしている。グラウプナーの博士論文(1930年出版)も同様の日付けである。ただし、グラウプナーが実際に見たとは書いていない。勿論その後の研究者はこの日を誕生日としている。ブスク氏もエーリクセン氏も同様である。しかし、実際にそれを閲覧した人は現在はいない。3年前に管理人は聖マリア教会の事務所に足を運び閲覧を要請した。しかし、1786年近辺の書類は無いという答えだった。今回、この教会で演奏会を行うことが決まってから管理人はもう一度、牧師宛にメールを出した。答えはやはり同様に保存されていないという返事だった。その理由としてこの記録文書は戦争(第二次世界大戦)によって失われたのであろうと書かれていた。 |
演奏会前の位置決め | 音だし |
開演前 | 開演前 |
日本の四季(秋) | 日本の四季(冬) |
日本の四季(春) | 日本の四季(夏) |
牧師さんのお話 | カンタール『妖精の丘』ポップリ |
ソリスト(小野宏子さん) | もう一人のソリスト、柱の陰にいた(山田明子さん) |
コンサートマスター(齋藤宏愛さん) | |
『ルル』ファンタジー | 『ルル』ファンタジー |
『ルル』ファンタジー | 日本民謡メドレー |
日本民謡メドレー | 日本民謡メドレー |
拍手に答えて。・・背中を見せているのはドンボア教授 | アンコール「アヴェ・マリア」 |
トッシー先生の3日目のエピローグ: |
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