クーラウ度診断(五段-3の正解、五段-4の設問)

第43問 正解です、おめでとうございます。

コメント:クーラウは1813年にオペラ『盗賊の城』を作曲してデンマークの音楽界に新風を吹き込みました。大当たりをしたオペラです。それを機会に年俸無しの肩書きだけの宮廷楽師に任命されました。(1813.2.20)。クーラウがデンマークに移住して間もなく両親、妹がハンブルクからやってきて一緒に生活をする事になりました。その生活費をまかなうことでクーラウは副業をせざるを得ませんでした。出版社に作品を売ること、ピアノのレッスンをすること、和声学のグループレッスンなどです。王様には機会ある毎に年俸を与えられる楽師に認められるよう嘆願書を提出しています。1818.4.25になってやっとそれが認められました。これは王様に宛てた嘆願書のうちの一つです。
劇場支配人ハウクはクーラウの才能を認め自らも王様に推薦文を書き加えています。クーラウはOp.86のフルート三重奏曲3曲をハウクに献呈しています。

第44問 

1822.10.15
「最近のお手紙 - - - それには私の3曲のデュエットに対してあまりにも安い報酬が書かれていますが - - - を受け取りました。そのことについては何も言いますまい。がOp.43、44,45の3曲の私の手稿を次の郵便で直接私のところに送り返して頂くことをお願いいたします。」