クーラウ度診断(四段-10の正解、四段達成)
第30問 正解です、おめでとうございます。あなたは四段を達成されました。
コメント:キーワードは作曲されたもので現在失われている作品です。
交響曲:DF.185。ハンブルク時代の作品。クーラウには交響曲はこの1曲しかありません。他にシンフォニーを作曲しなかったことが残念です。1804年12月15日と1808年1月2日の二回のハンブルクにおける演奏会のプログラムに登場しています。
海の嵐:DF.204。1811年コペンハーゲンデビューコンサートのプログラムに載っている曲。二段の13問のコメントをお読み下さい。
ピアノ協奏曲第二番:DF.187。f moll 演奏記録は1811.11.30王立劇場でその第一楽章だけをクーラウが演奏しています。1812.4.24にアカデミーで全曲初演。その他多数の演奏会記録があります。第一番のピアノ協奏曲よりもすぐれているという評判でした。出版はされておりません。1831年の火災で焼失した可能性が大きいのですが、手稿がどこかに埋もれているかも知れないという事を祈らずにはいられません。
ニュウハウン:作品名ではありません。コペンハーゲンの港のそばの場所の名前。クーラウの最後の住居が有るところです。その家は現存しています。
リュンビュウ:これも晩年住んだ町の名前。当時の富裕な人々の別荘があったところ。クーラウは最後まで自分の家を持ちませんでした。借り家住まいの生涯でした。しかし、作曲をするのに静かなこの町が気に入っていました。
モーセス:DF.225。クリンゲマンの戯曲の付帯音楽。オーゼンセの劇場で上演され好評を得た公演記録があります。
第五段に進む方は「はい」を、向上心のない人は「いいえ」をクリックしてください。