8. フバイ 舟唄 作品79-1
Jenö Hubay(1858-1937) ハンガリーのヴァイオリニスト、作曲家、音楽教師 。プロフィールは第3 巻の第12 曲を参照のこと。この作品はパリのEnoch 社より1899 年に出版されたヴァイオリンとピアノのための「性格的10 曲の小品集」の第1 曲にあるものである。作曲家としては4 曲のヴァイオリン協奏曲を初め、ヴァイオリンとピアノのための小品を数多く作曲している。それらはドイツ・ロマン派の延長上の作風と言える。演奏活動はソリストとしてブラームスなどから賞賛を得たばかりでなく室内楽奏者としてブリュッセル時代とブタペスト時代の2度にわたり弦楽四重奏団を結成した。門人にはヨゼフ・シゲティや後に指揮者に転向したユージン・オーマンディ等がいて、現代の音楽界と結びついている。 |