5. ドゥルドラ 春のセレナーデ 作品37-2Š
FrantiŠek Alois Drdla (1868-1944) はチェコの作曲家、ヴァイオリン奏者。ウイーンの音楽院で音楽理論をブルックナーに師事したと言われているが、作風は全く師とかけ離れて洒脱で軽快な曲が多い。1904年に作曲したヴァイオリンとピアノのための「思い出」は多くの名曲集に取り上げられて有名である。この「春のセレナーデ」は1908年に出版されたヴァイオリンとピアノのための3曲の小品 [3 Pieces- 1. Reverie(夢想), 2. Frühlings Serenade, 3. Feu Follet(鬼火)]の第2曲である。オペレッタや室内楽なども作曲しているがヴァイオリンとピアノのための曲が圧倒的に多い。 |