4.ドゥルドラ　子守歌　作品56
Frantisek Alois Drdla (1868-1944) はチェコの作曲家、ヴァイオリン奏者。
ドイツ語の呼び名はFranz Drdla フランツ・ドルドラ呼ばれる。モラビアで生まれプラハ音楽院で学んだ後ウイーン音楽院でヴァイオリン、音楽理論、作曲を学んだ。ヴァイオリン奏者として欧米各地を巡演した。3つのオペレッタやヴァイオリン協奏曲、室内楽など多数あるがヴァイオリンとピアノのための小品の『思い出』は特に有名である。ボヘミア風の旋律とハンガリー風の旋律を混ぜ合わせた作風は彼の特徴と言える。この子守歌-作品56の原曲は歌謡的で伸びやかな情感を備えているヴァイオリンとピアノの小品である。