オペラ『ルル』ドイツで上演

     クーラウのオペラ『ルル』がドイツで演奏されることが決まりました。演奏会形式です。デンマーク国外で演奏されたのは1999年6月ダルムシュタットの演奏会形式が初めての事です。その後、IFKSは2000年3月に演奏会形式で、2005年6月に本式のオペラで演奏しました。今回『ルル』がドイツで演奏されることはクーラウにとって重大な意味があります。オペラ『ルル』はジングシュピールです。ジングシュピール様式は時代おくれとしてオペラ史の中で位置づけられています。しかし、モーツァルトの『魔笛』のように何時までも演奏され続けているものもあります。『ルル』が現代に復活するにはまず演奏されなければなりません。ドイツでの3回の公演がその足がかりになることを期待します。

    2014年11月8日(土)ユルツェン イルメナウ劇場 (15日→8日に変更)

    2014年11月23日(日)ヒルデスハイム ニーダーザクセン劇場

    2014年11月29日(土)ヒルデスハイム ニーダーザクセン劇場

    IFKSではこの上演を聴きに行くツアーを企画します。追って詳しくお知らせ致します。(石原)