クーラウ度診断(五段-6の正解、五段-7の設問)

第46問 正解です、おめでとうございます。

コメント:これは『妖精の丘』の作家ハイベアとその付帯音楽を作曲したクーラウの往復書簡の一つです。ハイベアの推薦したメロディやクーラウのメロディが手紙の中に書かれています。中でもハイベアがカットを要求したメロディはすでに序曲に用いられてしまっているので取るわけには行かないというやり取りなどは興味を惹きます。
ヴィンターはクーラウと親しい詩人です。リュンビュー時代によくクーラウを訪ねて一緒に歌ったりしています。
ハスハーゲンはピアノ製作者でクーラウの良き理解者、友人でした。ワインの手配など日常的な世話も焼いています。クーラウの死後の墓石建立の推進者となっています。

第47問 

1829.4.25
「この書面で若き才能豊かな芸術家を紹介する事をお許し下さい。彼(これを持参する者)はフローリッヒと言います。ここでの宮廷楽師でヴァイオリン奏者及び作曲家です。更なる勉学のため官費で二三年留学する事になっています。彼は貴方の知己を得たいという切なる願いのため先ず最初にカッセルに行きます。- - -」