コメント：クーラウの国外旅行中（1821.3～1822.1.7）に兄ゴットフリートKuhlau, David Gottfried Martin （1780年5月2日シュターデ生まれ～1831年以降インドで没？）は息子ゲオルク・フリードリヒを連れインドからコペンハーゲンにやって来ました。ゴットフリートについてクーラウ曰く「変わった人物」で、インドのカルカッタで音楽で生業をたてていたという人物です。しかしインド音楽について詳しくないところから、いわゆるヨーロッパ音楽に関係した事柄にたずさわていたのでしょう。音楽監督という肩書きを持っています。彼がクーラウの伝記に登場するのはこの時だけです。何時ドイツからインドに行ったのか、正確な没年やどんな仕事をしたかも殆ど分かっていません。息子をデンマークに残しインドに帰ってしまいました。クーラウはこの甥を養育し後に彼はピアニストとしてデンマークでデビューしています。この設問は軽かったでしょうか。