クーラウ度診断(二段-9の正解、二段-10の設問)

第19問 正解です、おめでとうございます。

コメント:クーラウは9歳半のリューネブルク時代に事故で右目を失いました。この事故に関して様々な見解があります。「ある晩、何かの使いでビンを持って暗い中にお使いに出され、ある靴屋の前で彼は店内の変わったランプに気がついて立ち止った。そして、その光りをもっと近づいて見ようとして階段を二三歩昇りかけた時、誰かが後ろから彼の名前を呼んだのが聞こえた。彼は急いで階段を降りようとして持っていたビンに躓き、ビンが割れ、その破片が頭部と右目に突きささった。」とか「クーラウは他の少年と一緒に、教会のオルガンのそばで歌っていた。彼の立つ場所はいつもオルガニストのすぐそばだった。彼はオルガニストの”お気に入り”でだった。ある日オルガニストは讃美歌集の本を忘れてきたのに気がついた。クーラウはそれを取りに走って行った。道路は凍っていて、滑りやすくなっていた。彼は転んで目を打った。それにもにも関わらず、彼は讃美歌の本を届けた。」などです。なお、左目のつぶれたクーラウのポートレイト(作者不詳)が一点だけ音楽史博物館に所蔵されています。

第20問 

クーラウのOp.1、Op.2、Op.3はいずれもピアノのためのロンドですが、そもそもはOp.1として3曲まとめて出版されたものです。