DF 218 & DF 220

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楽譜はデンマーク王立図書館のアーカイヴからコピーしています。
「エコセーズ」はスコットランドのコントラダンスの一種です。「スコットランドの村の踊り」とでも訳せましょうか。この舞曲は18世紀の終わりから19世紀初頭にかけてフランス、イギリスでポピュラーなものとなり一般に2/4拍子の速い曲です。ダイナミックのコントラストに特徴がありフォルテシモとピアニッシモが近接しています。
シューベルト、ベートーヴェン、ショパンなども作曲しています。
クーラウにはDF218の6曲(下の上段の譜面)とDF220の1曲(下の下段の譜面)があり全部で7曲が残っています。言い伝えによるとクーラウは夜会などでこの種の音楽を即興で作曲したこともありましたが、出版しないことを条件に書いたということです。
DF220はクーラウの弟子、アントン・カイパーの筆写譜の中にある16小節の簡単なものですが、これは未出版です。おわかりにくいかも知れませんが、楽譜の最後の段に書かれています。DFナンバーが付いているものでは最短のものです。
単純な音楽ほど演奏は難しいとTossy氏は言っています。           


 

No. 1
No. 2
No. 3
No. 4
No. 5
No. 6

 


from Keyper's Note




Uploaded 21. 2. 2016

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