IFKS協力の演奏会(2) カライドアクスティコンの演奏
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このページの1番下にワルツの楽譜があります。その場所にボタンがありますのでそこで操作して下さい。
カライドアクスティコンの説明は大変難しく、理解をしてもらうのにいつも苦労します。そこで如何にわかりやすくお客様に伝えることができるか、演奏者全員で考えました。演奏会の中でカライドアクスティコンに予定された時間が15分、説明して、サイコロを振ってカードを選び出し,その演奏をするまでに果たして終わることが出来るかが心配でした。
遠くから見える大きなサイコロ、それを振る人が二人、投げ終わったサイコロをお客様に見せる人、サイコロを振る人に投げ終わったサイコロを手渡す人、その数字を記録する人、カライドアクスティコンの模型からカードを選び薄い箱の中で並べる人、譜めくりの人にも手伝ってもらうことにして準備が整いました。ピアノ演奏は初見に強い齋藤亜都沙さんが控えているので心強かったのです。当日ステージでこれに要した時間は15分をやや超過していました。しかし、お客様は真剣に聞いて下さり、メモを取る人も見られ、興味深く聞いて下さったようで、出来上がった曲の初見演奏に大きな拍手を下さいました。この曲はThe Waltz in Fukushimaとして後世に伝わわることでしょう。
プログラム冊子の中の説明文 カライドアクスティコンについて このワルツは演奏すると約1分30秒ぐらいのものですが、生涯演奏し続けても終わらないでしょう。一体、何時間、何日、何年かかるか計算するにも普通の計算機では追いつきません。 |
カライドアクスティコンのステージ上での説明 石原利矩 さてそれではカライドアクスティコンの説明をさせて頂きます。 21種類の「束」にそれぞれ11枚のカードが収められています。 プラグラムの6〜14ページをご覧下さい。〔注:このページの下に掲載しました) その順列組み合わせの数はプログラムにあるような数字になります。 演奏時間は1分としてさて何日かかるのでしょうか。 さて、試しにサイコロを振って全てが2が出たときの曲がどんなものかを作ってみましたが、これは16ページに出ています。 〜 演奏〔齋藤亜都沙さん) 〜 この曲はここを<<クリック>>すると聴けます。 それではいよいよステージでサイコロを振って本日のワルツを作ってみましょう。17ページに音符の書かれていない五線紙がありますが、ここにサイコロの数字を書き入れて下さい。楽譜を書き込む時間が無いと思われますので、これは後で皆様がお宅に帰ってから束から楽譜を選んで書き入れて下されば今日のワルツを再現することができます。 演奏順はAを2回、Bを2回、Aに戻り1回、それからCを2回、最後にAを1回の順で行います。 (ここで演奏者全員の見事な連携プレイで「サイコロ振り-読み上げ」が行われました。21回のサイコロ振りがお客様にとって冗長に感じられることがないようにスピードを上げました。2つのサイコロの和を間違えて読み上げたこともご愛嬌となりました。 それではいよいよ本日、74垓云々より奇跡的に選ばれた1曲、 |
The Waltz in Fukushima